フランク・ロイド・ライトについて

フランク・ロイド・ライドは、アメリカの建築家で、ル・コルビュジェ、ミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の三大巨匠の一人と数えられる、世界でもっとも著名な建築家のひとりです。

終生一貫して、より豊かな人間性の保証に寄与する建築、つまり「有機的建築」の理想を追求し続け、生涯に1191にものぼる作品を遺し、その内の460作品が実現されました。
 
彼が生涯をかけて唱え続けた『有機的建築』は、現代もなおその輝きを増して、我々の心に訴えかけるものであり、無機質になりがちな現代において、より人間的な豊かさを提供してくれる建築思想ではないでしょうか。
フランク・ロイド・ライト 有機的な家
フランク・ロイド・ライトの生涯




1867 0歳 6月8日ウィスコンシン州で誕生
1887 20歳 単身シカゴへ。建築家シルスビーの事務所を経てアドラー&サリヴァン事務所へ就職
1893 26歳 無断アルバイトが発覚して事務所を去る。シカゴ万博の日本館鳳凰殿に感銘。
自身の事務所開設。このころウィンズロー邸(イリノイ州)など設計依頼が急増
1901 34歳 雑誌に「プレーリーハウス」発表。この頃ウィリッツ邸など設計
1905 38歳 施主のウィリッツ夫妻の招待で初来日、ユニティ教会など設計
1906 39歳 シカゴ美術館で「広重展」(浮世絵)開催。この頃ロビー邸など設計
1909 42歳 家族と仕事を捨て施主の夫人と欧州へ駆け落ち
1911 44歳

帰国し、新居タリアセン建設

  1913 46歳 再来日




1917 50歳 帝国ホテル建設の為3度目の来日。その後、22年まで日米間を何度も行き来する。
この頃山邑亭・自由学園を設計
1932 65歳 「自叙伝」出版。建築を学ぶ居住共同体「タリアセン・フェローシップ」設立。
この間、落水荘、ジョンソン・ワックス社ビル、タリアセン・ウエストなど設計
1949 82歳 アメリカ建築家協会ゴールドメダル受賞。この間プライスタワーなど完成
1959   4月9日 91歳で死去。グッゲンハイム美術館完成
フランク・ロイド・ライト財団
フランク・ロイド・ライト財団は、フランク・ロイド・ライトの生涯にわたる業績のアーカイブズ(保存機関)として1940年に創立されました。 フランク・ロイド・ライト財団はアリゾナ州スコッツデールのタリアセン・ウエストで国際本部として機能し、有機的建築の思想と基本コンセプトの普及に従事するとともに自然環境の保護を使命としています。

また、フランク・ロイド・ライト建築学校では、彼の生涯にわたる業績と設計思想を継承し、一般の人々も有機的建築を体験し、学ぶことを可能にしています。